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中型・大型ホッチキス(ステープラー)本体と針の選び方

中型・大型ホッチキス(ステープラー)本体と針の選び方
この記事の所要時間: 416

結論:マックス バイモ80フラットHD-11UFL

中型・大型ホッチキス(ステープラー)を選ぶ上で、下記の目的を達成できるホッチキスは、マックスHD-11UFLのみでした。

理由は、HD-11UFLが使えるNo.11-10mmという針が2枚~80枚まで針を変更せずとじれること、そして平とじ(フラットクリンチ)といって針が用紙と平行に薄くとじることができるので、とじた冊子を重ねても厚くならないという点で以下のモデルに採用決定しました。

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そして、採用するホッチキス針は、こちらです。

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使用条件

  • 持ち歩くのが辛い厚い本を、読むところだけコピーし、中型ホッチキスでとじて小冊子にして持ち歩く。
  • 役所かウエブサイトで公表する書類をDLして印刷。中型ホッチキスとじて社員に配布・周知。
  • 会社マニュアル、研修資料、論文等を中型ホッチキスでとじて製本。

といった一般的な使用シーンを考えると、

  1. 30-50枚程度をとじられる。
  2. 丸とじでなく、平とじ(フラットクリンチ)の針。

といった条件に落ち着きます。

針の種類や、とじられる枚数について、メーカーによってバラバラで、とても分かりづらい状態です。

よって、上記条件で探す前に、メーカー間の針の性能や規格の違いをまとめて表にしておきました。

中型・大型ホッチキス(ステープラー)を選ぶ上での基礎知識

針の種類と閉じられる枚数

ホッチキス(ステープラー)針のとじ枚数比較表
MAX針の名前(カッコ内はコクヨ針の名称)とじれる枚数規格
No.10(JIS 10号針)2-20枚 幅8.4mm長さ5mm
No.3(JIS 3号針)2-30枚 幅11.5mm長さ6mm
No.3-10mm (JIS 3号U針)30-75枚 幅11.5mm長さ10mm
No.11(MAXオリジナル規格)2-40枚 幅8.4mm長さ5mm
No.11-10mm(MAXオリジナル規格)2-80枚 幅8.4mm長さ10mm
1210FA-H(23/10号針)30-70枚 幅11.5mm長さ10mm
1213FA-H(23/13号針)50-110枚 幅11.5mm長さ13mm
1217FA-H(23/17号針)110-170枚 幅11.5mm長さ17mm
1220FA-H(23/20号針)150-200枚幅11.5mm長さ20mm
1224FA-H(23/24号針)200-240枚 幅11.5mm長さ24mm

これらのメーカーの垣根を超えての比較表をもとに、候補を絞っていきます。

候補比較

番号写真型番価格とじ枚数備考
マックス ホッチキスHD-12N/13実売4,719円MAX170枚1210FA-H
1213FA-H
大型
コクヨ SL-M136実売2,651円MAX30枚
3号U針
中型
マックス HD-11UFL/R
実売2,390円MAX80枚No.11
No.11-10mm
中型
マックス HD-3DE実売2,718円MAX75枚号針中型

大型ホッチキスを早速選定

ホッチキス(ステープラー)の針はどれを選ぶべきか。

上記条件の内、30-50枚をとじられる針は、

  1. No.3-10mm(3号U針)
  2. No.11-10mm
  3. 1210FA-H(23/10号針)

と3つがある。しかし、唯一No.11-10mmだけが2-80枚まで針交換がいらない。No.3-10mm(3号U針)と1210FA-H(23/10号針)は30枚以下の枚数をとじるとき針の足が余ってうまくとじることができないため、別の針を使う必要がある。
条件を満たす針はNo.11-10mmなので、No.11-10mmを採用。

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ホッチキス(ステープラー)本体はどれを選ぶべきか。

No.11-10mmという針はMAXオリジナル規格なので、必然的に選ぶ本体はMAXバイモ80フラットHD-11UFL/Wに決まる。また、この機種はフラットクリンチなので、閉じた冊子を重ねても冊子の針部分だけが厚くなってしまうことは少ない。

よって条件を考えると、MAXバイモ80フラットHD-11UFL/Wがベストの選択。

このモデルは色違いで2種発売されている。心拍数が上がる職場なので、心拍が上がらないようにうちの会社ではホワイトを選定。

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80枚以上を閉じるときはどうする?

80枚以上をとじるときは、ホッチキス(ステープラー)を使わず、とじ太くんを使って製本する予定です。

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とじ太くんとは、市販されている本と同じようにホットメルト(製本のり)を使って製本できる機械。

ホットメルトを製本したい冊子の背表紙に当て、加熱して溶かして各々のページを背表紙で接着する仕組み。

とじ太くんは、背表紙が平らになるくらい厚い冊子(1.5mm以上ならOK)で、きれいに製本したいなら利用価値がありますが、厚さが1.5mmないもの、気軽に閉じたいプリント類なら中型・大型ホッチキス(ステープラー)のほうが良いと思います。

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